過去の公演

2018年

vol.19
vol.19

エダニク

期間2018年12月7日(金) 〜 16日(日)
場所下北沢シアター711

とある食肉加工センター。 ある日、屠室としつで厳重に管理されているはずの、牛の延髄が紛失。 ここ、屠畜用ナイフ研磨室も人の出入りや情報の行き来が慌しくなってきた。 この事件をきっかけに、初対面である取引先新入社員と加工センターの職人二人は、屠畜という作業への言及や、企業間の駆け引き、立場の保守など、各々のアイデンティティに関わる問題をぶつけ合い議論を白熱させる。 立ちこめる熱気と臭気。「生」がたちまち「死」に、「生体」が次々と「物体」と化していくこの労働の現場で、男たちの日常は我々に何を問いかけるのか。

2017年

vol.18
vol.18

あたま山心中 散ル散ル、満チル

期間2017年12月19日(火) 〜 24日(日)
場所下北沢 小劇場 楽園

番外公演vol.3
番外公演vol.3

仮面夫婦の鏡

期間2017年4月21日(金) 〜 30日(日)
場所下北沢ギャラリー スターダスト

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2016年

vol.17
vol.17


期間2016年8月23日(火) 〜 31日(水)
場所SPACE 梟門

ハイリンド初の書き下ろし公演。 書き下ろしてくださるのはサスペンデッズの早船聡氏。彼の人柄と、優しさ溢れる作品に惚れ込み、頼みました。 夏の終わりにハイリンドの新しい窓を、開けに来てください。

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番外公演vol.2
番外公演vol.2

人の気も知らないで

期間2016年2月23日(火) 〜 28日(日)
場所下北沢ギャラリー スターダスト

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2015年

vol.16
vol.16

弥次喜多

期間2015年12月9日(水) 〜 15日(火)
場所日暮里d−倉庫

江戸は神田をふりだしに、 旅は道連れ東海道。 会う人会う人巻き込んで、 歌や踊りでしゃれのめす。 弥次喜多、そりゃ来た膝栗毛。 ハイリンド結成10年目。 新たな旅のはじまりんど

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2014年

番外公演vol.1
番外公演vol.1

立つ多根跡を濁さず

期間2014年12月15日(月) 〜 17日(水)
場所パフォーミングギャラリー&カフェ絵空箱

歌・パフォーマンス・ミニ芝居のオムニバス。 これが多根周作の最後なのだ。 見たね(多根)聞いたね(多根)試したね(多根)!

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vol.15 下北沢 小劇場B1オープニング記念公演
vol.15 下北沢 小劇場B1オープニング記念公演

きゅうりの花

期間2014年4月2日(水) 〜 7日(月)
場所下北沢 小劇場B1

とある過疎地の青少年文化センターの活動室。 村おこし会議の為に集まった青年会の男女七人。 ライバルの隣村に対抗すべく 出されたアイディアは 古くから伝わる民謡を――。 旗揚げ公演にて土田英生氏の名作 「―初恋」を上演したハイリンドが 4人揃ろい踏みでお送りするのは 土田氏の代表作「きゅうりの花」。 いち、2年ぶりに~♪ さん、4人そろう~♪ ご、ろく、ななで 8いりん10~♪ ソレ、ハイリンド!!

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2013年

vol.14 (公財)武蔵野文化事業団共催公演
vol.14 (公財)武蔵野文化事業団共催公演

ヴェローナの二紳士

期間2013年7月8日(月) 〜 15日(月)
場所吉祥寺シアター

ああ天よ。 もし男が心変わりしなかったら完璧なのに。 女の健気さ そっちのけ! 男心は 揺れに揺れ! シェイク シェイク シェイクスピア! 松岡和子氏が 訳しおろす 新世界シェイクスピア。 古典演出の気鋭 西沢栄治が大はしゃぎ。 ハイリンド版 「ヴェローナの二紳士」 夏、ジョージ(吉祥寺)で お待ちしてます!!

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2012年

vol.13
vol.13

エキスポ

期間2012年11月1日(木) 〜 11日(日)
場所日暮里 d-倉庫

「父ちゃん、人類の進歩と調和げな。」 大阪万博で日本中が沸き立つ1970年、宮崎の片田舎。定食屋と連れ込み旅館の経営を一手に引き受け、一家の大黒柱を担っていた母が急死。 故人を偲んで通夜に訪れる珍客達、それに翻弄される親族。ややこしく、暑苦しく絡み合いながら、それぞれが故人の人生を縁っていく。 懸命に生きながらどこか滑稽で、哀れで、それでいて愛おしい。人情喜劇の天才・中島淳彦作品の代表作。文学座の若手ホープ・高橋正徳を船頭に迎えハイリンドが送るのは――懐かしい故郷の匂い。

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vol.12
vol.12

ロゼット
〜春を待つ草〜

期間2012年2月3日(金) 〜 12日(日)
場所下北沢 「劇」小劇場

30代独身女性典子と主婦の真樹。中学の同級生だった2人は小さな会社を立ち上げる。 互いに抱える思いを胸の奥にしまいながら微妙に揺れ動く友情、恋、家族の関係。大切なはずのものは時に近過ぎて見えなくなり――。 演劇界注目の若手劇作家・早船聡が移り変わる女達の心情を豊かに綴った意欲作を更にリメイク。ハイリンド2012年、冬の下北沢に根を張る。 もうすぐ春。 ロゼット:植物が地べたに根を張り付け冬を越す時の様

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2011年

vol.11
vol.11

牡丹燈籠

期間2011年7月1日(金) 〜 10日(日)
場所日暮里 d-倉庫

命懸けの逢瀬。命懸けの忠義。命懸けの裏切り。 落語中興の祖・三遊亭円朝が描いた壮大な大河ドラマは今も変わらぬ逃れがたき人間の業、欲、そして孝。 2006年、原作を忠実にオリジナル構成。劇団史上最も再演希望の高かったハイリンド版『牡丹燈籠』。更に深く、新しく。

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2010年

vol.10
vol.10

グロリア

期間2010年10月14日(木) 〜 24日(日)
場所下北沢 「劇」小劇場

1945年より前の日本を想像するのは難しい。 当時を知る人に話を聞いても、それって本当にあった話ですか?と耳を疑いたくなる。 一体そこはどんな世界だったのか。でも実は現在だって同じなのだ。 世界のどこかでは想像も出来ないようなことが起きている、らしい。終戦間際、日本軍は風船に爆弾をぶら下げて海岸から飛ばし、アメリカを爆撃しようとしたそうだ。至って真面目に。その風船を作っていたのは少女たちで、そのうちの1つがアメリカで1人の女性と5人の少年少女を殺した。 この話は1944年の東京と1945年のオレゴン、それと2010年の日本が舞台です。

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vol.9
vol.9

泣き虫なまいき石川啄木

期間2010年3月27日(土) 〜 31日(水)
場所赤坂 RED/THEATER

啄木が残した15冊の日記。「焼き捨てろ」と遺言された妻が、今読みはじめる。 啄木の死後、妻はそこに何をみたか。 東京本郷の床屋の二階を舞台に、啄木、そして彼の家族と友人とが入り乱れ織りなされるは 借金漬け、質屋通い、嫁姑のいざこざ。「実人生の白兵戦」を見を持って体感する啄木。 事実より真実を求めた井上ひさし氏の手により、啄木の最後の三年間が紐とかれる。 ハイリンドは ただじっと手をみる。

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2009年

vol.8
vol.8

森モリ公演

期間2009年11月18日(水) 〜 23日(月)
場所赤坂 RED/THEATER

早熟で既知に富む劇作で昭和の天才と謳われた劇作家、森本薫。 仏王ルイ14世の庇護を受け古典喜劇を完成させたモリエール。 時代と国を超え、現代に息づく巨匠が揃って描くのは今と変わらぬ愚かしくも愛しい人間模様。 そして、恋、愛。並べて料理するは古典をわくわくさせるフランケンズの中野成樹氏。 4年間煮込まれたハイリンドが赤坂RED/THEATERにて新たな世界をお届けします。 森モリ、召し上がれ。

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vol.7
vol.7

血のつながり
Blod Relations

期間2009年1月14日(水) 〜 18日(日)
場所下北沢 「劇」小劇場

1892年8月、ボストン近郊で起きた農夫妻殺人事件手斧の乱打による頭蓋粉砕、即死。 全世界を震撼させたこの事件は、未解決のまま迷宮入り。 疑惑がかけられた被害者の次女、リッツィー・ボーデンも証拠不十分で不起訴。 1981年度カナダ総監賞(最優秀創作戯曲)に輝いた珠玉のサスペンス・ドラマ。 息をつかせぬ展開、鋭い人物描写をハイリンドが再現する。

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2008年

vol.6
vol.6

proof

期間2008年5月27日(火) 〜 6月1日(日)
場所下北沢・小劇場 楽園

proof=「証(あかし)」。 数学の証明。 人生の証明。 愛の証明。 偉大な数学者でありながら精神的な病に苦しんだ父、ロバート。 数学の才能と病の兆候を受け継ぎ、父の看病をする娘、キャサリン。遠く離れたニューヨークでキャリアを積むキャサリンの姉、クレア。父の死。自責の念に苦しむ妹。教授の弟子の若き数学者との恋が彼女の心の鍵をこじ開け、ある秘密を彼に打ち明ける…。 ハイリンド初の海外戯曲、初の劇団員のみでの公演は、2001年ピューリッツァー賞戯曲部門・トニー賞最優秀演劇作品賞など多くの演劇賞に輝き、映画化もされたブロードウェイの名作。数式の様な美しい戯曲を、四人で証します。

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vol.5
vol.5

もやしの唄

期間2008年2月27日(水) 〜 3月2日(日)
場所THEATER/TOPS

昭和三十年代―高度経済成長真っ只中― 「三種の神器」が爆発的に世に出回り始めた頃。昔ながらの製法でもやしを作り続けた家族のささやかな物語。 岸田國士戯曲賞にもノミネートされた気鋭の女流作家、小川未玲。 実父の実家のもやし屋をモデルに描いた名作が、ハイリンドプロデュースで蘇る。

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2007年

vol.4
vol.4

幽霊はここにいる

期間2007年8月1日(水) 〜 5日(日)
場所THEATER/TOPS

高価買います、死人の写真 街にばら撒かれた奇妙なビラ。そしてある男が始めた不思議な商売。 「成仏できずにいる幽霊の身元、集めた写真から突き止めましょう」 混乱する街。なびく民衆。目に見えないものを巡って右往左往する集団心理をシニカルに描いた阿部公房の傑作。 古典演出の気鋭、西澤栄治の彩で、今甦る。

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vol.3
vol.3

法王庁の避妊法

期間2007年1月6日(土) 〜 14日(日)
場所下北沢 「劇」小劇場

昭和5年、一介の産婦人科医荻野久作が発表した学説は、世界の医学界に衝撃を与え、ローマ法王庁が初めて認めた避妊法となった。 「オギノ式」誕生をめぐる、荻野センセイと彼をとりまく人々の愛らしくも滑稽な物語。

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2006年

vol.2
vol.2

牡丹燈籠

期間2006年8月16日(水) 〜 20日(日)
場所下北沢 「劇」小劇場

命賭けの忠義、命賭けの裏切り。 落語中興の祖・円朝の最高傑作をハイリンド自ら編集。 気鋭の俳優陣と共に新たな「牡丹燈籠」の世界を切り開く。

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2005年

vol.1
vol.1

―初恋

期間2005年12月8日(木) 〜 12日(月)
場所江古田ストアハウス

あの・・・ 女の人好きになっちゃったんですけど・・・。 ホモセクシャルたちが暮らすハイツ結城。 近所から「ホモアパート」と呼ばれ、石を投げられるなどの被害が後を絶たないが住人達は楽しく暮らしていた。 しかし、一人の住人の告白から、彼等の日常は崩れていく・・・。 社会から疎外された集団が内側から崩壊していく様を可笑しくも切なく描く、土田英生の代表作が加藤健一の演出で新たな煌きを放つ。

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