proof

2008年5月27日(火)~6月1日(日)

下北沢・小劇場 楽園

作:デイヴィッド・オーバーン 翻訳:小田島恒志

演出:松本永実子(演劇企画JOKO)

proof
proof=「証(あかし)」。
数学の証明。
人生の証明。
愛の証明。
偉大な数学者でありながら精神的な病に苦しんだ父、ロバート。

数学の才能と病の兆候を受け継ぎ、父の看病をする娘、キャサリン。遠く離れたニューヨークでキャリアを積むキャサリンの姉、クレア。父の死。自責の念に苦しむ妹。教授の弟子の若き数学者との恋が彼女の心の鍵をこじ開け、ある秘密を彼に打ち明ける…。

ハイリンド初の海外戯曲、初の劇団員のみでの公演は、2001年ピューリッツァー賞戯曲部門・トニー賞最優秀演劇作品賞など多くの演劇賞に輝き、映画化もされたブロードウェイの名作。数式の様な美しい戯曲を、四人で証します。

キャスト・スタッフ

伊原農

伊原農

枝元萌

枝元萌

多根周作

多根周作

はざまみゆき

はざまみゆき

デイヴィッド・オーバーン 翻訳 小田島恒志
演出 松本永実子(演劇企画JOKO)
出演 伊原農/枝元萌/多根周作/はざまみゆき
舞台監督 井関景太(るうと工房) 照明 石島奈津子(東京舞台照明)
音響 高橋秀雄(SoundCube) 舞台美術 向井登子
衣裳 阿部美千代 宣伝美術 西山昭彦
スチール 夏生かれん 撮影ヘアメイク 田沢麻利子
Webデザイン 古川健司・藪地夏子 制作 竹内佐江/石川はるか
協賛 イースターエッグ 協力 LOVERS Project/スターダス・21/THE 黒帯

松本永実子(演出)

「証しする」作業を、人はどれだけ歳を重ねても止めることがない。90歳になっても走ることを止めないシルバーランナーがいたりする。結局のところ、人は自分がこの世に「存在する」価値を証しするために日々、走っている。

 

数学の「証明=証し」は、「数」の世界に存在する、息を呑むような秩序の発見に興奮させられる学問なんだろう。乾いた言い方をしてしまえば、数の秩序という価値を証しする作業だ。「数」たちが「ほら、わたしたちってこんなに素敵なのよ!」とわかってほしくて、懲りもせず学者に呼びかけてくるんじゃないだろうか?

 

一方、’愛’の「証明」は、いくら「I love you」と言い続けても、プレゼントを贈っても、どこまでも曖昧だ。目に見えないし形では表せないし持続しづらい。

 

それに、その存在すらおぼつかず、それを証明することは数学の場合ほど確実ではない。おまけに人の間ですれ違うことが少なくない。答えがひとつではない流動形だ。

何て難しい命題だ!

 

だけど、人はやっぱりどれだけ歳を重ねても「私は君をこんなに愛して想っているのですよ!」とわかってほしいと願う。そして「私を愛して信じてほしい」と期待する。そしてきっと、生涯そのすれ違いの中を、人は右往左往するのだ。

 

何て切ない命題なんだ!

松本永実子(演劇企画JOKO)
日米の大学・大学院で英米文学・演技・演出・舞台芸術の実技から演劇史・演劇理論に至るまで幅広く演劇を学ぶ。現在はJOKO演劇学校教務主任を務める傍ら、劇団昴を中心とした多くの作品の翻訳・演出を手がける。主な翻訳・演出作品に『クリスマスキャロル』(翻訳・演出)『マーヴィンの部屋』(翻訳・演出)『ジュリエットたち』(演出)『チャリング・クロス街84番地』(演出)『蜜の味』(演出)がある。

タイムテーブル

2008年5月
時間/日にち 27日
(火)
28日
(水)
29日
(木)
30日
(金)
31日
(土)
6/1日
(日)
12:00          
14:00      
16:30          
19:00  

●:通常公演   ★:前半平日割

※受付開始は開演の1時間前/開場は開演の30分前となります。

料金 [全席指定席]

一般:前売/当日共 3,500円

賛助会員:2,500円(全ステージ共通)

☆平日マチネ割引:(28日14時、30日14時)前売/当日共 3,000円

下北沢・小劇場 楽園

東京都世田谷区北沢2-10-18 藤和下北沢ハイタウンB 棟地下1F Tel:03-3466-0903

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